ビタミンK
分類:ビタミン出血をすばやく止めて、骨粗しょう症を予防する
概要
人間の体内で乳酸菌が作ってくれるビタミンの一つ。傷口からの出血が止まるときにはフィブリンという成分が働きますが、ビタミンKなしには、この成分は作られません。不足すると血が止まりにくくなり、危険なことも。人間が安全に生きていくためにはなくてはならないビタミンなのです。グルタミン酸の代謝や、骨粗しょう症の予防、がん細胞の発生を抑えるなど、多くの重要な働きももっています。サリチル酸塩を含むかぜ薬やアスピリンには血液を固まりにくくする作用があるので、ビタミンKをいっしょにとるとよいでしょう。
働き(と摂取量)
@出産や手術、大ケガなどに伴う大量出血を防いでくれます。
A生理のとき出血し過ぎないように働いてくれます。
B生理痛を和らげてくれます。
C体のPHバランスを整えてくれます。
不足するとなりやすい症状
青あざ、血が止まりにくい、骨密度の低下、生理の出血が以上に多い、などの方にお勧めです。
とりすぎるとなりやすい症状
1日3000μg以上を長期間とると、赤血球が短期間で壊れるようになり、次のような症状が現れることがあります。
○貧血 ○消化不良 ○湿疹 ○皮膚のかゆみ
1日の必要量
成人女性55μg、成人男性65μg、妊産婦55μg
目的別・奨励されている使用量(1日)
●リュウマチ痛・・・(K1)10−50mg
●骨粗鬆症・・・(K1)800-1000μg
●クローン病・IBD・・・(K1)60−300μg
●PMS(月経前症候群)・・・(K1)50−150μg
●つわり緩和(*注)・・・(K1)3−5mg
●飛蚊症の改善・・・(K1)800−1000μg
●腎結石の予防・・・(K1)50−100μg
●歯槽膿漏の緩和・・・(K2)50−200μg
使用上の注意
ビタミンKは経口凝固薬の効果を抑制するため、この種の薬を処方されている場合にはビタミンKの摂取には十分注意する。 風薬に含まれるサリチル酸塩、及び、アスピリンを飲むときにはビタミンKの補給をするべきである。
吸収を悪くするのは・・・
ビタミンKの吸収を抑制する物質
@ 抗生物質
A アスピリン
B 大気汚染に含まれる化学物質
C 放射線
D 鉱物油
E 抗凝固薬
F コレステロール改善薬(コレスチポール、コレスチラミン)
G スクラルファート
こんな人は専門家に相談を!
不整脈の治療薬や血栓を防ぐ薬を処方されている人。