ビタミンD

分類:ビタミン

太陽光線で作られて歯と骨を丈夫にする

概要

 紫外線が皮下細胞に作用して、コレステロールからビタミンDが作られます。食べ物では乳製品や青背の魚(特にタラの脂)、赤身肉に多く含まれています。脂肪細胞や筋肉に蓄えられ、カルシウム量の調節もしています。

働き(と摂取量)

@カルシウム、リンの吸収と代謝のバランスを整え、骨や歯を丈夫にしてくれます。
A血液を正常に固め、出血を止めてくれます。
B細胞を成長させてくれます。
C神経系の働きを正常に保ってくれます。
D心臓の機能を正常に保ってくれます。
E筋肉の動きをなめらかにしてくれます。
Fエネルギーを作り出してくれます。

不足するとなりやすい症状

近視、けいれん、こむら返り、虫歯、骨粗しょう症

とりすぎるとなりやすい症状

1000IU以上を長期間とると、口の渇き、下痢、吐き気、頭痛、不整脈、高血圧、動脈硬化、腎機能障害、腎臓などの結石、激しい疲労、体重減少などがあらわれることがあります。

1日の必要量

成人男女2.5μg、妊産婦7.5μg

目的別・奨励されている使用量(1日)

●高血圧症・・・10−20μg
●骨粗鬆症(*注)・・・10−20μg
●慢性的な筋肉痛の緩和(*注)・・・15−20μg
●老化抑制・・・5−10μg
●前立腺肥大予防・・・5−10μg
●過敏性大腸炎・・・5−10μg
●乾癬・・・5−10μg

使用上の注意

ビタミンDの過剰摂取によって血液中のカルシウムおよびリンの濃度が高くなり、それとともにに尿中のカルシウム濃度が高くなることから、血管壁細胞および腎臓細管の壁の石灰化を引き起こす高カルシウム血症になることが報告されている。

吸収を悪くするのは・・・

@日光不足。
Aカルシウム、ビタミンAの過剰摂取。

こんな人は専門家に相談を!

@動脈硬化症など血管疾患、心臓病、腎臓病、肝臓病、てんかんをもっている人。
A慢性的な下痢の人。
※ビタミンDとの併用を避けたほうが良い薬があるので、薬を処方されている人は担当医に相談してください。