ラクトフェリン

分類:健康食品

腸内の有用菌をふやし免疫力を高めてくれる

概要

 牛乳のホエイ(乳清)に含まれ、鉄を結合して運ぶ働きをもつタンパク質の一つです。人間の母乳中にも豊富に含まれ、特に乳児の鉄の吸収を促進させるためにたいせつな役割を果たします。大腸菌やサルモネラ菌などに対する抑制作用がありますが、これは細菌が増殖するときに必要な鉄をラクトフェリンが結合してしまう働きによるもの。胃潰瘍の原因とされているヘリコバクター・ビロリ菌の除菌にも役立つことがわかっています。人間の涙の中にも豊富に含まれており、眼球を保護する膜を作るために必要なタンパク質としても注目されています。最近の研究では、ドライアイの改善に効果があることがわかってきました。このほか、腸内環境をととのえたり免疫力を高める作用がありますが、これは、ラクトフェリンが腸内の有害な菌の増殖を抑制することで、有用菌をふやす働きをするためです。

不足するとなりやすい症状

ヘリコバクターピロリ菌の繁殖による消化性潰瘍

とりすぎるとなりやすい症状

ラクトフェリン自体の過剰摂取による弊害は報告されていませんが、結果として鉄の過剰につながる場合があるので、肝臓機能、心臓機能に心配のある人は注意。

1日の必要量

10-150mg

目的別・奨励されている使用量(1日)

下記の量を、すべて食前または空腹時にとる
●鉄欠乏症貧血の改善・・・20〜50mg/日
●ドライアイの改善・・・20〜50mg/日(1日500〜1000mgのEPA,DHAまたは1日500mgのボラージオイル、月見草オイルとともに)
●免疫力向上・・・20〜50mg/日
●ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌・・・50〜100mg/日
●食中毒の予防・・・20〜50mg/日
●腸内細菌のバランス改善・・・50〜100mg/日(食前にヨーグルト50〜100mgをとる)

使用上の注意

牛乳を飲むとおなかがゴロゴロする人、牛乳に対してアレルギー反応がある人、妊娠している人は使用に注意するか避けること。

吸収を悪くするのは・・・

ビタミンC、マグネシウムの不足

こんな人は専門家に相談を!

@ドーパミン製剤を処方されている人。
A慢性肝炎、肝硬変の人。
B肝機能検査数値が高い人。