ナトリウム
分類:ミネラル体内の水分バランスを調節してアミノ酸の吸収を促す
概要
人間の体内で最も豊富なミネラルで、塩をはじめ乳製品や卵、魚介類、肉類などに含まれています。体の水分バランスを整え、リンとともに細胞の活性化に重要な役割を果たすほか、二酸化炭素を運んだり、アミノ酸の吸収を促すなどの働きを担っていますが、とりすぎると体内に蓄積され、むくみや体重増加、過呼吸症候群、高血圧、腎機能障害などの原因に。ビタミンB6とカリウムは、ナトリウムバランスの調整に効果があるので、塩分をとりすぎたときにはこれらのサプリメントを利用するとよいでしょう。
働き(と摂取量)
@体の水分バランスをととのえる。
A二酸化炭素の運搬。
B腸からのアミノ酸の吸収を促す。
C体のpHバランスを整える。
D筋肉を縮めるときに働く。
E血圧のコントロール
不足するとなりやすい症状
胃腸・・・食欲不振、吐きけ、腸内にガスがたまる。 筋肉・・・けいれん。 神経・・・無感動、記憶力低下。 全身・・・低血圧、脱水、体重減少、免疫力の低下、結石
とりすぎるとなりやすい症状
1日あたり10g以上を長期間とると、むくみ、体重増加、高血圧、動脈硬化、過呼吸症候群、気管支ぜんそく、尿量の増加、血糖値の上昇、腎臓や胆のう結石などがあらわれことがあります。
1日の必要量
成人女性1.10〜3.30g、成人男性1.10〜3.30g、妊産婦1.10〜2.00g ※米国RDA(推奨栄養所要量)の数値より。
目的別・奨励されている使用量(1日)
ナトリウムは食材及び添加物、調味料から頻繁に摂取されることが多く、よほどのことがない限り不足するこはないため、1日の摂取許容上限を意識することが大切です。
使用上の注意
1日あたり2,000mg以上のエレメントとしてのナトリウム(塩化ナトリウムに換算すると約6g)を摂取した場合、最高で40mgのエレメントとしてのカルシウムが尿から排泄される研究報告があるため、アスリートをはじめ運動前後の電解質の摂取はバランスを考えること
吸収を悪くするのは・・・
サプリメントなどによるカリウム、亜鉛、マグネシウム、ビタミンB2のとりすぎ 低ナトリウム症を招く薬剤 ・クロルプロマミド・アミトリプチレン・カプトプリル・カルバマゼピン・シクロスファミド・スピノロラクトン・チアザイド・トルブタミド・ビンクリスチン・コルヒチン・マンニトール ネオマイシンはナトリウムの吸収を抑制する
こんな人は専門家に相談を!
@高血圧を治療中の人
A腎臓病、心臓病、リンパ浮腫などでむくみを治療中の人
B痛風を治療中の人