ヒアルロン酸
分類:機能性成分肌や関節の水分を保つ立役者。
体内でつくるにはマグネシウム、亜鉛を
概要
水分保湿と関節のクッション剤の役目をもったタンパク質です。その最大の特徴は保湿力で、ヒアルロン酸1gで約6Lの水分を保持することができると推計されています。肌の真皮の部分で、コラーゲンやエラスチンなどの組織間を埋め、肌のハリと柔軟性を保つのに機能しています。一般に、40才以上の男女では、軟骨に含まれるヒアルロン酸は2〜3週間で、皮膚のヒアルロン酸は24時間で半減してしまいます。減った分は体内でアミノ酸から合成されますが、その合成力は年齢を重ねるにつれて落ちていきます。加齢とともに肌のハリが失われていくのは、真皮内のコラーゲンやエラスチンの減少とともに、ヒアルロン酸の量も減っていくためなのです。体内での合成には、マグネシウムと亜鉛が欠かせません。特にマグネシウムは重要です。ちなみに、市販品の多くはニワトリのトサカや牛や豚の軟骨から抽出されたものを使っています。
働き(と摂取量)
●肌の保湿(クリームや化粧水として)。経口サプリメントとしてとる場合は食後に下記の量を。
●皮膚細胞の活性作用・・・30〜50mg/日。骨・軟骨の強化・・・30〜50mg/日。
不足するとなりやすい症状
軟骨形成障害 リウマチ 関節炎
とりすぎるとなりやすい症状
中高年の人が経口サプリメントで掲載推奨摂取量以上にとりすぎると、体内で合成する働きが弱まる場合があります。
1日の必要量
皮膚細胞の活性作用・・・30〜50mg/日。
骨・軟骨の強化・・・30〜50mg/日。
目的別・奨励されている使用量(1日)
なし
使用上の注意
○素材となる動物、植物をよく確認し、その素材に対してアレルギーのある人は使用に注意。
○ヒアルロン酸の代謝には亜鉛とマグネシウムが関与しているため、ヒアルロン酸の摂取には両ミネラルの摂取も必要。
吸収を悪くするのは・・・
ビタミンC(アスコルビン酸)の過剰摂取
亜鉛とマグネシウムの不足
喫煙
連鎖球菌感染症
虫歯(ミュータンス菌が放出するヒアルロニダーゼによってヒアルロン酸が分解されるため)
こんな人は専門家に相談を!
ホルモン補充療法受診中の場合
メモ
ヒアルロン酸、コラーゲン、コンドロイチンの誤解・・・
ヒアルロン酸をはじめ、コラーゲン、コンドロイチンなどのタンパク質(ムコ多糖類)は分子量が大きく、そのままでは皮膚の内部に浸透しません。市販の化粧品をかうときは、必ず「低分子化処理」が施されているかどうか確認しましょう。低分子化処理が施されていない化粧水やクリームを塗っても、その効果は外皮を一時的に保湿するにとどまります。飲むタイプでも同じで、そのままでは腸の内膜から吸収されません。