食物繊維

分類:機能性成分

快便に欠かせない成分。日々の食事でとるのが基本

概要

 食物繊維といえば、ダイエット用、と考えがちですが、もともと食物繊維は人間の腸が正しく働いて食物を分解吸収するために欠かせないもの。食物繊維はおおまかに分類すると、ぬか(フスマ)、セルロース、ガム、ヘミセルロース、リグニン、植物性粘液、ペクチンの7種類があります。さらにリンゴのペクチンのように、水にとける水溶性食物繊維と、小麦や米の胚芽などの水にとけない非水溶性食物繊維に分かれます。食物繊維は消化されずに排泄され、その際に体に不要なものや余分な脂質をいっしょに排泄してくれるので、特に非水溶性の食物繊維には、血中コレステロールを抑制したり、血糖を安定させる働きや、便秘の改善、肥満予防、大腸がん予防などの作用があります。本来、食物繊維は毎日の食事でまんべんなくとるべきもの。サプリメントでとる場合は、とりすぎに注意しましょう。

不足するとなりやすい症状

便秘、腸内細菌のバランスのくずれ、体重増加。

とりすぎるとなりやすい症状

1日あたり50g以上の食物繊維をとると、亜鉛・カルシウム・鉄の吸収を抑制することがあります。

1日の必要量

5-80g

目的別・奨励されている使用量(1日)

下記の量を食後にとる。
●便秘の改善・・・10〜20g/日
●コレステロール抑制・・・10〜20g/日
●血糖安定作用・・・20〜30g/日
●肥満予防・・・20〜30g/日(食前)
●下痢の緩和・・・10〜20g/日
●痔の予防改善・・・20〜30g/日
●乳がんの予防(亜麻の実の繊維)・・・20〜30g/日

使用上の注意

ビタミン類のサプリメントを常用していて、さらに1日あたり30g以上の食物繊維をとる場合は、飲む間隔を最低1時間以上あけること。
過剰摂取(1日あたり100gを越える)の場合カルシウム、マグネシウム、銅、亜鉛の排泄を促す

吸収を悪くするのは・・・

特になし。

こんな人は専門家に相談を!

@高齢者および小児。
A鉄欠乏性貧血または前立腺肥大の人。
B妊娠中および授乳中の人。