カテキン

分類:ポリフェロール

抗酸化作用のある緑茶の苦み成分。脂肪燃焼作用でダイエットにも効果

概要

 カテキンはお茶に含まれるタンニンの構成成分。緑茶に含まれるカテキンの主成分エピガロカテキンには、強力な抗酸化作用、抗がん作用、抗菌作用、血糖抑制作用のあることが報告されています。ウーロン茶や紅茶にも含まれていますが、加工方法の違いから、緑茶にくらべるとその量は少なめです。緑茶のカテキン量は一番茶が最も多く14%で、二番茶、三番茶となるにしたがって約1%ずつ減っていきます。同じ緑茶でも、低温でいれた甘露のほうがカテキンが多いというデータがあります。カテキンの抗酸化作用はビタミンCやビタミンEの50倍以上もあり、細胞の損傷を予防する働きが高いと言えます。  お茶類のほか、リンゴ、カカオにも含まれ、オランダの研究機関の報告では、カカオに含まれるカテキン量はお茶の5倍もあるそうです。また、最近ではカテキンの脂肪燃焼作用が話題に。カテキンの成分であるエピ、ガロ、エピガロには脳梗塞予防効果、免疫活性作用、精神安定作用があります。

働き(と摂取量)

●抗酸化作用・・・200〜300mg/日
●糖分の吸収を抑制する作用・・・600〜800mg/日
●インスリン活性作用・・・400〜600mg/日
●脂肪燃焼作用・・・400〜600mg/日
●脳梗塞予防・・・300〜400mg/日
●免疫活性作用・・・250〜400mg/日
●肝機能改善・・・350〜500mg/日
●コレステロールの吸収抑制・・・350〜500mg/日

不足するとなりやすい症状

なし

とりすぎるとなりやすい症状

上記の量以上にとりすぎると、鉄分が不足しやすくなり、不眠や下痢症状が起こる場合があります。

1日の必要量

なし

目的別・奨励されている使用量(1日)

@抗酸化作用  100−200mg/日
A糖分吸収抑制作用 400−600mg/日
Bインスリン活性作用 400−600mg/日
C脂肪燃焼作用 350−500mg/日
D脳梗塞予防  300−400mg/日
E免疫活性作用 250−400mg/日

使用上の注意

ぜんそくで処方されるテオフィリン、せき止めのコデインはタンニンによって吸収が阻害されるので、お茶などタンニンの含まれる飲み物には注意が必要。

吸収を悪くするのは・・・

使用上の注意に同じ

こんな人は専門家に相談を!

@うつ病の経験がある人
A妊婦
Bワーファリンなど抗血液凝固剤を常用している人
C血糖降下剤を処方されている人
D鉄欠乏性貧血の人
E腎臓および肝臓に疾患をもっている人
F向精神薬を処方されている人は、1日3000mgを超えるカテキンを摂取する場合は医師に相談を。