ビタミンB6
分類:ビタミン(ビリドキシン)
概要
動脈硬化の引きがねになるといわれるホモシステイン(アミノ酸の一種)の活動を抑えるのが、<ビタミンB6+B12+葉酸>のパワー。できれば天然のビタミンB6が含まれたサプリメントを選びましょう。成分表示に「ピリドキシン塩酸」または、「塩酸ピリドキシン」とあるものは化学合成されたものです。「P5P」とあるものは天然抽出されたもので、体内でも直接吸収されます。
働き(と摂取量)
@ナトリウムとカリシウムのバランスを調節し、体内の水分量を一定に保ってくれます。
A赤血球を作り出してくれます。
B血液をサラサラに保ってくれます。
Cセロトニンなど脳内の神経伝達物質を作ってくれます。
D正常な遺伝子を作り出し、老化を防いでくれます。
E炭水化物、脂質、タンパク質の代謝に必要な酵素を作ってくれます。
Fエネルギーを作り出してくれます。
G免疫力を保ってくれます。
HビタミンB12の吸収を助けてくれます。
IPMS(月経前症候群)を改善してくれます。
J前立腺肥大を予防してくれます。
K脂肪の燃焼を促してくれます。
不足するとなりやすい症状
脱毛、口の周りが荒れる、皮膚病、筋肉のけいれん、手足のしびれ、記憶力の低下、うつ状態、貧血、むくみ、アレルギー、PMS、閉経後の神経痛
とりすぎるとなりやすい症状
現在までにビタミンB6の毒性は報告されていないが、長期間大量に摂取することによっての神経にダメージを引き起こす可能性があるので注意が必要。
1日あたり2000-6000
mgの摂取によって、感覚麻痺、手足の痛み、皮膚の麻痺、感覚神経の障害を引き起こすことがあるので注意。
1日の必要量
成人女性1.2mg、成人男性1.6mg、妊産婦1.7mg
目的別・奨励されている使用量(1日)
●恐怖症、うつ病…100-500mg ●喘息…50-300mg ●腎臓結石…100-300mg ●PMS…50-300mg ●つわりの改善…30-75mg
使用上の注意
ビタミンB6の摂取に際しては、腸障害、肝臓病、パーキンソン病、甲状腺機能亢進症、手術後などの状態であるときにはビタミンB6の使用に注意するとともに、使用する場合には塩酸ピリドキシンではなくP5Pを使用することが望ましい
吸収を悪くするのは・・・
@喫煙。
Aアルコールやカフェインのとりすぎ。
B精製漂白された砂糖や清涼飲料水のとりすぎ。
C抗生物質、下剤。
D更年期のホルモン療法、経口避妊薬。
ビタミンB6の吸収を阻害する薬剤
@デソキシピリドキシン(代謝拮抗剤)
Aイソニアジド(結核治療薬)
Bヒドラジン(降圧剤 )
Cシクロセリン(抗生物質)
Dペニシラミン(ウィルソン氏病の処置のために使われる薬剤)
Eバルビツール剤(睡眠導入剤)
Fレボドーパ
こんな人は専門家に相談を!
@腸の病気、肝臓病、甲状腺亢進症のある人。
A手術を受けたばかりの人。
Bてんかんの治療薬を処方されている人。
※ビタミンB6の吸収を妨げる薬は40種類以上あるので、薬を服用している人は担当医に相談しましょう。