ビタミンB5
分類:ビタミン(パントテン酸)
概要
老化抑制作用で注目される成長ホルモンや、ストレスに強くなるホルモン、性ホルモンなどの生産にかかわるビタミン。細胞の修復など、免疫力アップにも大きな力を発揮します。腸内の有用菌によって体内でも作られますが、腸が健康でないと不足がちに。
働き(と摂取量)
@消化機能を正常に保つ。
Aストレスに対する抵抗力を上げる。
Bシワができるのを防ぐ。
C免疫力を正常に保ち、がん細胞の発生を抑えたり傷の治りをよくする。
Dアミノ酸を作り出す。
E動脈硬化を引き起こす物質、ホモシステインが作られるのを防ぐ。
F副腎を刺激してステロイドホルモン(副腎皮質ホルモン)の合成を促す。
Gアレルギーを起こしにくくする。
H善玉コレステロールをふやし、悪玉コレステロールを減らす。
Iエネルギーを作り出す。
J関節炎を予防する。
K疲労物質の乳酸が作られるのを抑える。
L脂肪の燃焼を促す。
不足するとなりやすい症状
ビタミンB5(パントテン酸)は、比較的食材から摂取しやすいビタミンであり欠乏症状はまれであるが、抗生物質、LGSなどによって腸内細菌の環境が著しく崩れること、また胃酸の分泌不足によってパントテン酸の合成ができなくなることによって不足傾向になる。じんましん、慢性的な腹痛、十二指腸潰瘍、嘔吐、不安、低血糖、呼吸器(上記道)感染
とりすぎるとなりやすい症状
ビタミンB5(パントテン酸)の毒性は報告されていないが、1日あたり2000mgを越える量を摂取する場合には便秘、嘔吐を伴うことがあるので注意すること。
1日の必要量
成人男女5mg、妊産婦6mg
目的別・奨励されている使用量(1日)
●うつ病、各種恐怖症・・・100−500mg
●精神的ストレス・・・100−500mg
●高コレステロール血症・・・900mg
●関節炎・・・100−200mg
●エリテマトーデス・・・6-10gからスタートし暫時2-4gへ落す
●関節リュウマチ・・・50−2000mg
使用上の注意
ビタミンB5(パントテン酸)へのアレルギーを持つ場合、レボドパを服用している場合、および、血友病の場合にはビタミンB5の使用は控えるべきである。
吸収を悪くするのは・・・
@ 多量なアルコール摂取はビタミンB5(パントテン酸)の合成と吸収を抑制
A パーキンソン病、自閉症に処方される薬剤「レボドパ」の効果を抑制する。ただし、「カルビドパ-レボドパ」は影響を受けない
喫煙者ではビタミンB6(パントテン酸)の吸収が阻害される
こんな人は専門家に相談を!
パーキンソン病や自閉症でレボドパを処方されている人