ビタミンB2
分類:ビタミン(リボフラビン)
概要
細胞に酸素を供給するほか、炭水化物、脂肪、タンパク質の代謝を促します。食べ物からとりやすいビタミンですが、アスパラガスや葉野菜、豆類などは塩ゆですると含まれたビタミンB2が壊れてしまうので調理法を工夫しましょう。 ビタミンB群のサプリメントをとると尿が黄色くなるのは、ビタミンB2が正常に吸収代謝されている証拠です。
働き(と摂取量)
@神経系の働きを正常に保つ。
A皮膚、爪、毛髪を丈夫にする。
Bがん細胞の発生を抑える。
Cエネルギーを作り出す。
D呼吸を正常に保つ。
E食べ物の分解消化を促す。
F粘膜の新陳代謝を促す。
G脂肪の燃焼を促す。
不足するとなりやすい症状
目が熱くなる、瞳孔(ひとみ)が開く、光がまぶしい、皮膚の炎症、脂肪肌、唇が切れる、舌や唇の炎症、消化不良、胸やけ、めまい、不眠症、むくみ、排尿困難、体重減少、活力低下、膣のかゆみ、産後の乳汁分泌不足
とりすぎるとなりやすい症状
1日1000mg以上とると、吐きけがあらわれることがある
1日の必要量
成人女性1.0mg、成人男性1.2mg、妊産婦1.2mg
目的別・奨励されている使用量(1日)
そううつ症状 100−500mg 白内障予防 100−500mg 経口避妊薬の副作用軽減 100−300mg 慢性疲労 25−201mg
使用上の注意
ビタミンB2(リボフラビン)は、体内に大量に蓄積させることができないため、常に補給されなければならない。ビタミンB2(リボフラビン)は比較的食材から摂取し易いビタミンであるが、リボフラビンが豊富に含まれる野菜・豆類をゆでるときに、緑色を鮮やかにする目的で加える塩(クッキングソルト)がリボフラビンを壊すことになるので塩ゆでは避ける。
吸収を悪くするのは・・・
ビタミンB2(リボフラビン)の吸収または代謝を低下阻害する薬剤
@ 心不全治療薬(ジキタリス製剤:Ouabain)
A 平滑筋弛緩薬、利尿剤(テオフィリン)
B ペニシリン
C ホウ酸
D 痛風治療薬(プロベネシド)
E 精神安定剤(クロルプロマジン・フェノチアジン)
F 精神安定睡眠薬(バルビツール)
G 抗生物質(ストレプトマイシン)
H 経口避妊ピル
I アルコール
こんな人は専門家に相談を!
次の薬を処方されている人。
○心不全治療薬 ○平滑筋弛緩薬 ○利尿剤 ○ホウ酸 ○痛風治療薬 ○神経安定剤 ○睡眠薬 ○抗生物質 ○経口避妊薬
メモ
サプリメントを飲んだ後、尿が黄色くなることについてはビタミンCの影響だと言う説明が横行しているが、これはビタミンB2(リボフラビン)の影響によるもので、ビタミンCによる影響ではない。ビタミンCを飲んでいるのに尿が黄色くなる場合のほとんどは、そのビタミンCがビタミンB2(リボフラビン)を含むビタミンB群との複合タイプ(コンプレックス)のサプリメントであるか、着色料によるものと考えられる。